自己破産をした場合のクレジットカード作成に関するQ&A
自己破産をするとなぜクレジットカードが作れないのですか?
自己破産をすると、信用情報に「事故情報」として登録されることになります。
これがよく言われる「ブラックリスト」です。
ただし、自己破産手続きでなくとも、任意整理や個人再生の手続きの場合であっても、また、債務整理の手続きをしていなくても、返済が数か月にわたり滞ってしまったりすると、それも「事故情報」として登録されることになります。
クレジットカードを作ろうとした場合、カード会社等は、その審査にあたって信用情報を確認したりします。
その際に、信用情報が「事故情報」として登録されていると、カード会社は、返済能力などに問題ありと判断し、審査を通さなくなるため、クレジットカードを作れないといった状況になります。
「事故情報」は一度登録されるとずっと続くのでしょうか?
時期が来たら「事故情報」は消えます。
債務整理といってもいくつもの方法があるため、登録されている期間は、債務整理の方法によって異なります。
おおよそ5~7年といったところでしょうか。
ただ、期間の開始時が、自己破産申立の日、破産手続開始決定の日、免責許可決定の日、など様々ですので、一概には言えません。
「事故情報」の登録が消えればクレジットカードを作成できますか?
「事故情報」の登録が消えれば、基本的には、クレジットカードを作れるようになります。
ただし、審査基準は、カード会社によって異なりますし、また、一度ブラックリストになったことがあるとなれば、審査を厳しく判断する会社もあるかと思います。
さらに、破産債権として対象とした会社であれば、新規のカード発行申し込みを断ることもあります。
自己破産後にクレジットカードを作成する際の注意点はありますか?
個人再生後に住宅ローンを組めるのですか? 生活保護を受けていても自己破産できますか?