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弁護士法人心 津法律事務所

自己破産と民事再生の違い

  • 文責:代表 弁護士 西尾有司
  • 最終更新日:2022年5月30日

1 裁判所を使用した債務手続

債務整理手続のうち、裁判所を使用した手続として、自己破産と民事再生という2つの手続があります。

この2つはどのように違うのでしょうか。

以下では、それぞれの特徴について簡単にご説明します。

2 自己破産とは

まず、自己破産は、簡単に言えば、借金も財産もゼロにする手続のことです。

あえて「自己」破産となっているのは、破産手続には、債権者が申し立てる債権者破産もあるため、これと区別するために、あえて自己破産としています。

自己破産をする場合、通常、申立時点で保有している財産を現金に換えて、債権者に分配し、残りの借金については、返済を免除することになります。

同時廃止手続の場合には財産換価手続はとられませんし、自由財産拡張手続等もあるため、厳密には、財産のすべてを現金に換えるわけではありませんが、おおむねイメージとしては上記のとおりです。

3 民事再生とは

これに対し、民事再生は、借金を一定程度減額して、減額後の借金を3年程度の期間で分割返済する手続です。

個人の民事再生は、小規模個人再生と給与所得者再生の2つの手続があります。

債務の減額率や債権者の反対がある場合の減額可能性等の違いがありますので、状況に合わせて、いずれを選択するか、検討が必要です。

民事再生の場合には、個別の財産を現金に換えるわけではなく、財産は残しておいて、現金で分割返済することになります。

財産を残しておくことが可能となる点が大きなメリットです。

特に住宅ローンを抱えた方が、住宅ローンは従前どおり支払いを継続しながら、その居住している住宅を残した状態で、住宅ローン以外の借金を減額することもできる点が大きなメリットとなっており、この点を重視して民事再生を選択する個人の方は多くいます。

4 どちらの方法で債務整理をすべきか

自己破産と民事再生のどちらを選択するべきかは、その方のおかれた状況によって異なります。

民事再生を選択される方がよいケースとしては、破産によって仕事に支障が出る場合、免責不許可事由がある場合、住宅ローンがある場合などが挙げられます。

上記に当てはまらない場合であっても、気持ちの問題として、破産はどうしても避けたいと考える場合も民事再生を選択することがあります。

最終的にどのように進めていくかは、上記を踏まえて、専門家とも相談の上、慎重に決定されるのがよいと思います。

弁護士法人心 津法律事務所でも多くの債務整理案件を取り扱っておりますので、自己破産と民事再生どちらの方法で手続をするかお悩みの方もお気軽にご相談ください。

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