月別アーカイブ: 2013年 12月

大阪家裁

大阪へ行ったついでに,大阪の裁判所に立ち寄りました。

大阪家裁は,継続事件が多いためか,調停室が多数設けられていました。
調停室があるフロアだけで,3フロアを使い切っていました。
弁護士と思われる人も,複数裁判所を訪れていました。

津家裁が,普段使う調停室が片手で数えられるくらいであることを考えると,事件数の違いを実感します。

合格発表

今年も,二回試験の合格発表が行われました。

司法試験を合格したとしても,すぐに弁護士資格が得られるわけではありません。
弁護士資格を得るためには,約1年間の司法修習に従事した上で,二回試験に合格しなければなりません。
二回試験は,合格率が9割強ですが,油断をするともしものことがある試験です。

当法人で内定されていた方は,全員合格でした。
喜ばしい限りです。

電話会議2

通常の民事訴訟の場合には,一定の場合に,電話会議を利用することが認められています。
これに対し,家事事件の場合は,双方が裁判所に出頭しなければならない場合があります。

たとえば,離婚調停の場合,本人と代理人が出頭して手続を進めることがほとんどです。
家事事件手続法の施行により,調停でも,一定の場合に電話会議を利用することが認められることとなりましたが,実際には,調停委員に対し,資料等を示しながら,手続を進めることが多いですので,電話では,なかなか進めづらいのが実際です。

これに対して,離婚調停が不成立となり,離婚訴訟へ移行した場合には,通常の民事訴訟と同様,電話会議を利用することができます。
ですから,証人尋問等,出頭が必要な場合を除き,弁護士事務所で,電話を利用して裁判を進めることが可能です。

電話会議1

岐阜へ行ったついでに,岐阜の裁判所まで行ってきました。
岐阜の裁判所は,現在,改装工事中であり,仮の庁舎設けて,そこで業務を行っているようでした。

岐阜の裁判所は,あまり行く機会がありません。
裁判をすることができる裁判所は法律で決められていますので,事案によっては,遠方の裁判所で裁判をしなければならないことがあります。
ただし,相手方弁護士が裁判所に出頭する場合には,こちら側は,事務所で,電話を利用して裁判を進めることができたりします。
ですから,遠方で裁判をしなければならない場合には,証人尋問等,こちらも裁判所に出頭する必要がある場合を除き,電話で裁判を進めてしまうことがあります。